令和元年10月昇段審査が行われました、我が坂東無外会は初段から4段の4名が審査に挑みました。全員合格はしましたが各段位にふさわしくなるよう一層の稽古を積むようにと先生方の師事がありました。
初段
形は「捨」この形は捨て身技である、敵が上段から斬ろうと踏み込んで来た右足を斬る形。
正に踏み込んで来た右足を斬らんとするところ。
貫禄十分の顔相である。
弐段
逆袈裟斬りの状態から敵付けをし敵を追い込む、敵付をしないで上段に構えるとすきができ敵に打ち込まれる、それを防ぐために敵付けをする。
彼はスポーツ万能、体格がよく安定した形を演じる。
三段
形は「陽中陰」一の太刀は向かってくる敵の前足膝を斬る二の太刀前進し真向斬りで倒す。
彼は中学生の時に入会してきて現在高校生、形もうまくなった、身長もぐんと伸び会の中で一番大きくなりました。
四段
刀を鞘に納める「納刀」の場面
納刀の悪い見本、納刀は最短距離を通り素早く鞘に納めなければいけない、写真は切っ先が左手で持つ鯉口より下がっているので最短距離にならない。